2014/05/27

何のため、誰のためのカミングアウト


先日も年下の子にカミングアウトの相談を受ける


俺の答えはいつも変わらない

何のために、誰のために

を考えてから決める


カミングアウトした本人はありのままの自分を知ってもらいたい


けれども


知らされた両親や兄弟は?

表面上理解したようでも実際は悩んだり、困惑したり ...



地域や年齢にもよるだろう

俺の場合は
一番わかってくれると信じていた
姉貴には10数年前に伝えたが ....

伝えないほうが良かったのかも ... という辛い結果


田舎に住む人にとって

ゲイなんて言葉はやっぱりわからないのかも

彼らには

一昔前のテレビで見る

化粧して女性のカッコしている男性や

女性言葉を使う男性を想像してしまうのかも




普通に仕事しているゲイ

普通に生活しているゲイ


そんなのは見る機会も知る機会もない

そんな人達には

自分の息子や娘がゲイと聞かされることは

まさに晴天の霹靂




俺が両親に伝える言葉は

『俺は幸せに暮らしているのだからなにも心配しないで』



たぶん薄々は感じているだろう

しかしハッキリと聞かされるのは嫌だと思う



自分らしく生きていれば


ゲイでもストレートでも関係なく


周りはきっと誰も何も気にしない



カミングアウトしなくとも


一人の人間として付き合える良い関係が作られていればいい




そういう人間関係が周りに自然に出来ていればいい






そういう暮らしや生き方を知ってくれれば


親も少し、ほんの少しは安心するのでは ...













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